苦痛の少ない胃カメラ・大腸内視鏡検査、日帰り肛門手術、やけどやキズの湿潤療法は川越駅前胃腸・肛門クリニック(埼玉県川越市)
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苦痛の少ない大腸内視鏡検査(大腸カメラ) - 川越駅前胃腸・肛門クリニック(埼玉県川越市)
大腸内視鏡検査はつらい検査ではありません。大腸内視鏡検査は検査医の経験に影響を受けます。経験を積んだ検査医であればつらい検査となりにくく、またポリープの見落としも少なくなります。
しかし、経験した件数も大切ですが、それ以上に、きちんとした指導医にきちんとした挿入方法を学んだかが重要です。ただ単に多くの件数を検査をこなしただけでは、「安全」で「苦痛の少ない」検査は行うことができません。そして、きちんとした挿入法を指導できる指導医が少ないために、苦痛の少ない大腸内視鏡検査が普及せず、「大腸内視鏡検査はつらい」ものになってしまうものが少なくありません。
大腸内視鏡検査が苦しいのは、内視鏡を無理に押し進めることにより腸が引き伸ばされ
強い痛みを感じる、送気により人為的に空気が過剰に入り腸が張ってしまうなど、苦痛が生じるのは多くは人為的操作によるものです。大腸内視鏡検査は大腸の部位、部位によって入れ方(コツ)があります。このことを心得ていないと、とてもつらい検査となってしまいます。
当院では、無送気軸保持法という苦痛の少ない、お腹に優しい挿入法による大腸内視鏡検査(大腸カメラ)を行っています。大腸を伸ばしてしまうのではなく、手前に畳み込むように腸を短縮し、曲がっている部分も軸を保ちながら真っすぐ内視鏡を進めて行きます。痛みが少なく、理想的な挿入法と考えられており、習得には最低でも約2000件の大腸内視鏡の経験数が必要とされています。これは日本消化器内視鏡学会専門医の認定基準である「大腸内視鏡検査100件経験」を大幅に上回る修練と経験が必要です。
今まで、ご高齢の方、痩せている方、小柄な方、他院で痛みが強かった方、術後の癒着で前回の検査が大変だった方など、多くの方を担当して参りました。当院では内視鏡検査専門施設である松島クリニック(松島病院大腸肛門センター(鈴木康元先生に師事))、
辻仲病院、亀田総合病院(光島徹先生に師事)での経験を生かし、「痛くない、安全で
精度の高い検査」の提供を心掛けております。
また、国内トップシェアであるオリンパス社の最新の機種とスコープを数種類用意し、各々の体格や手術歴の有無などを考慮し、ベストと思われるスコープを選択して検査を
行います。距離や状況などでゴルフクラブを選択する感じです。
検査時には、軽い鎮静剤(静脈麻酔)を使用しながら安全な検査を行っています
(「鎮静剤をたくさん使用して眠っている間に終わります」という『無痛』大腸内視鏡とは全く別物です)。鎮痛剤、鎮静剤は、外科手術に行われる一般的な麻酔とは異なり、
呼び掛けに応えられる程度のものです。ご不明な点がございましたらお気軽にお問い合わせ下さい。
観察時には炭酸ガスを用いて、内視鏡検査に伴うお腹の張り感を少なくする措置を全例で行っておりますので、検査後にお腹が張らず、体の負担も軽減されます。
左図:長さ1.3mの内視鏡を肛門から挿入します。
中央図:奥(口側)に向かって内視鏡を勧めていきます。
右図:大腸の一番奥(小腸と大腸の境目)まで到達したら挿入終了です。腸のつっぱりがなく、まっすぐの状態では内視鏡は"7"の字となります。
・ レントゲン検査(バリウム注腸検査)よりも精度が高く、大腸を詳しく調べることができます。
・ 異常を認めた場合、組織を採取し顕微鏡で調べることができます(病理組織検査)。
・ 大腸ポリープを認めた場合、その場で切除することができます(ポリペクトミー)。
直腸(肛門から入ってすぐの部位)と下行結腸は周囲(腹壁)に固定されています。
一方、S状結腸は固定されておらず、ハンモックのようにブラブラしています。
大腸内視鏡を挿入する際には、このS状結腸を伸ばすか伸ばさないかで、苦痛が少なく検査ができるかの大部分が決まります。仮に腸管を伸ばしてしまっても正しい方向で軽度の伸展ならば、殆ど苦痛はありません。
腸を丁寧に畳み込んで短縮しながら内視鏡を勧めていきます。
腸に負担をかけないようにゆっくりと挿入していきます。
ループ挿入法でも「きちんとしたループ挿入法」であれば、殆ど痛みがなく検査できます。しかし、その「きちんとしたループ挿入法」を身に付けている検査医が少ないのが現状です。
△土曜日午後の診療は
15:30~17:00まで
土曜日午後は完全予約制
休診日/木曜・日曜・祝祭日