苦痛の少ない胃カメラ・大腸内視鏡検査、日帰り肛門手術、やけどやキズの湿潤療法は川越駅前胃腸・肛門クリニック(埼玉県川越市)
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痔の薬には外用薬の塗り薬(軟膏やクリーム)と坐薬の2種類と内服薬があります。
これらを痔の種類や症状に合わせて使い分けています。
処方された薬を漫然と使うのではなく、最低限の薬の知識は覚えておきましょう。肛門科でよく使用するお薬の説明を致します。
チューブの先端を肛門に入れて薬を注入するタイプと、肛門周囲に塗るタイプの2種類があります。また含まれる成分によって、ステロイド系と非ステロイド系のものと大きく2種類にわけられます。
炎症を抑える作用や創の治りを促進する作用により、痔の症状を改善します。製剤の中には殺菌作用や止血作用のある薬剤が含まれているものもあります。
また同じ薬で軟膏と座薬という剤型の違いがあるものもあり、痔の種類や部位によって使い方が異なるのみで、成分と効果は同じです。
赤字はステロイド入りの軟膏です。青字はステロイド無しの軟膏です。
・ネリプロクト(ネリザ)
炎症作用のあるステロイドと痛みを軽減する局所麻酔薬の配合剤で、痛みや腫れなどの症状を抑えます。
・強力ポステリザン(ヘモポリゾン)
大腸菌死滅浮遊菌液という免疫への作用(白血球の遊走能を高める)により感染症を防ぐ作用や肉芽形成を促進する作用により、創部の治癒を促進します。
・プロクトセディル(ヘモレックス)
ステロイド、抗生物質などが配合され、肛門とその周囲に抗炎症作用、鎮痛作用、止血作用および抗菌作用を示します。通常、痔核や裂肛の症状緩和、肛門周囲の湿疹・皮膚炎に用いられます。
・ボラザG
肛門部に生じた腫れや血液循環障害を改善し、創部の治癒を助け組織の修復を促進します。また表面麻酔作用により、肛門部の痛みを抑えます。
・アスタットクリーム
真菌(カビ)の細胞膜成分の生合成阻害することにより真菌の増殖を抑え、抗真菌作用を示します。肛門カンジダの治療に用います。
・強力レスタミンコーチゾンコーワ
ステロイド、抗生物質、抗ヒスタミン剤の配合剤で、抗炎症作用、細菌感染を阻止させる作用、皮膚疾患に伴う痒みを抑える作用があります。
・ベセルナクリーム
尖圭コンジローマの原因となっているウイルスの増殖を抑制し、免疫能を高めウイルスに感染した細胞を傷害する作用があります。尖圭コンジローマ(外性器あるいは肛門周囲に限定)の治療に用います。
肛門に挿入する薬で、肛門に挿入しやすいように紡錘形にした固形の薬です。肛門内に入ると溶け出し、痛みや出血に効果があります。痔核や裂肛に主に使用します。
・ヘルミチンS
局所麻酔薬(リドカイン)、アミノ安息香酸エチルによる鎮痛作用、収斂薬の次沈食子酸ビスマスの作用に出血を止め、創面を保護します。
・ボラザG
ボラザG軟膏を坐薬にしたもので、効用はボラザG軟膏と同様です。
・ポステリザンF
強力ポステリザン軟膏を坐薬にしたもので、強力ポステリザン軟膏と同じ効用です。
痔の治療に用いる内服薬には便に対して便を軟らかくする緩下剤や、炎症を抑える消炎剤、抗生物質などがあります。
・ヘモナーゼ配合薬
ブロメラインとトコフェノール酢酸エステルを配合したものです。ブロメラインはたんぱく質分解酵素作用のある酵素剤で、抗炎症作用や浮腫を改善する作用があります。トコフェノール酢酸エステルはビタミンEの成分により血流を改善する作用があります。
これらの作用により痔核や裂肛による出血、疼痛、腫脹などの症状を改善し、創部の治癒を促進します。
・ヘモクロンカプセル
トリベノシドという成分を含有し、循環障害改善作用や抗浮腫作用、創部の治癒を促進し、内痔核に伴う出血や浮腫を改善します。
・タカベンス錠
マメ科の植物であるメリロート草の花、および葉から抽出したメリロートエキスを成分とする製剤で、抗炎症作用、血流改善作用があります。痔核による出血、疼痛、腫脹を改善する作用や、外傷・手術に伴う腫脹の改善効果があります。
・乙字湯
この薬は漢方薬です。痔核、切れ痔の治療に用います。また、便が硬く、便秘傾向の方に用います。
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