苦痛の少ない胃カメラ・大腸内視鏡検査、日帰り肛門手術、やけどやキズの湿潤療法は川越駅前胃腸・肛門クリニック(埼玉県川越市)

内視鏡内科・消化器内科・胃腸内科・肛門外科(埼玉県川越市)

川越駅前胃腸・肛門クリニック

〒350-1122  埼玉県川越市脇田町103番
川越マイン・メディカルセンター川越2階

使用している内視鏡機器

苦痛の少ない胃カメラ・大腸内視鏡検査、日帰り肛門手術、湿潤療法は川越駅前胃腸・肛門クリニック

当院で使用している内視鏡機器

少しでも苦しくない、つらくない検査を行うために、医師・看護師ともに日々の研鑽を積んでおります。

咽頭反射の強い方不安の強い方には細径の内視鏡スコープの使用や、鼻からの胃カメラを行っております。

内視鏡検査室には最高品質のハイビジョンデジタル内視鏡を装備しており、全例モニタリング検査を行い、検査後はリカバリー室(回復室)で休憩していただきます。

内視鏡スコープは検査毎に全て自動洗浄機を使用し、厳重な感染対策を行っており、内視鏡を介した感染の心配なく、安心して検査を受けることができます。

業界トップシェアであるオリンパス社の最上位機種の内視鏡システム本体(EVIS X1)を導入しています。これは大学病院や総合病院と同等、それ以上のシステムです。
内視鏡分野で世界をリードするオリンパス社が、8年ぶりにフルモデルチェンジした最新の内視鏡システムです。

「EVIS X1」には、 NBI(Narrow Band Imaging)、TXI(Texture and Color Enhancement Imaging)、RDI(Red Dichromatic Imaging)、EDOF(Extended Depth of Field)など、オリンパス社独自の最新テクノロジーが搭載されています。

NBI(Narrow Band Imaging:狭帯域光観察)とは、オリンパス社が独自に開発して、2006年に実用化した観察手法です。
 

がんなどの腫瘍は細胞を増殖させるために、毛細血管を使ってエネルギーとなる養分を集めます。粘膜表面の毛細血管の形状や集まり方を観察することが、がんか否かを判別する重要な手掛かりとなります。NBIは光の波長をコントロールすることにより、粘膜表面の毛細血管を浮かび上がらせることで、これまでの内視鏡では殆ど発見が不可能であった、がんなどの微細病変部を見やすくする画期的なシステムです。この機能により、下咽頭がん、早期食道がん、バレット食道などの病変編範囲の同定と良悪性診断、大腸の小ポリープの発見、ポリープのピットパターン(腺管構造)観察による悪性度診断が可能となりました。

血管走行が強調表示されるNBI

NBIは粘膜表層の毛細血管や表面微細構造が強調表示される、オリンパス独自の光デジタル法による画像強調観察機能です。2つの狭帯域化された光が、ヘモグロビンによって強く吸収され、血管と背景粘膜とのコントラストを強調。モニター上では粘膜表層の毛細血管が茶色調に、深層血管がシアン(青緑)調に表示されます。

NBIでポリープの粘膜表面を強調します。

上の写真は食道がん病変です。左は通常光での観察したのもで、右はNBIを用いて観察したものです。NBIを用いることにより、がん病変がよりはっきりと分かるようになります。

RIT

RITとは、「受動湾曲」「高伝達挿入部」「硬度可変」というオリンパス独自の3つの技術の総称です。EVIS LUCERA ELITEでは、すべての大腸スコープにRITを標準搭載しています。大腸内視鏡検査においてスムーズな挿入をサポートし、苦痛軽減や検査効率の向上に貢献しています。

・受動湾曲(PB)Passive Bending
スコープが腸壁に当たると自然に曲がっていく設計です。S状結腸、脾湾曲などの屈曲部のスムーズな通過をサポートします。

・高伝達挿入部(HFT)High Force Transmission
手元側の押し引き、トルクがスコープ先端部まで伝わりやすい挿入部設計です。

・硬度可変 Variable Stiffness
手元の調整リングを回すことで、術者の好みに合わせて挿入部の硬度を変えられる機能です。

内視鏡検査に伴うお腹の張り感を軽減するために、UCR(二酸化炭素送気装置)を使用しております。

大腸を観察する際には、空気を入れて腸管を膨らませる必要があります。従来の空気送気による大腸内視鏡検査では、なかなか腸管内の空気が抜けきれないため、検査終了後も腹部膨満感や不快感が持続することがたびたびあり、大腸内視鏡検査が苦痛である原因の一因となっています。

当院では、腸管を膨らませて観察する際に、空気ではなく、二酸化炭素(炭酸ガス)を使用しています。二酸化炭素は空気よりも約200倍、腸管から血液へ吸収されやすく、呼吸により速やかに体外へ排出されます。つまり、観察の際に拡張した腸管が速やかに萎み、苦痛の軽減につながります。

内視鏡洗浄消毒装置 OER-6

日本消化器内視鏡学会で正式に承認されている自動洗浄機を導入しています。

内視鏡の洗浄は学会でも議論される重要な問題です。過去にはピロリ菌、緑膿菌、大腸菌O-157、肝炎ウイルス、梅毒、結核、AIDSなどが内視鏡を介して感染したとの報告があります。現在は、感染症を引き起こす全ての病原体を死滅させるレベルの消毒(高レベル消毒)で内視鏡を消毒する、というのが世界共通の
ガイドラインです。

高レベル消毒液にはアセサイド(過酢酸、いわゆる❝お酢❞です)やディスオーパー(フタラール)、グルタールアルデヒド、酸性水があります。

アセサイド(過酢酸)またはディスオーパー(フタラール)だけがコストは高いのですが、肝炎ウイルスなどを含めた殺菌効果が高レベルのエビデンスで確認されている洗浄薬剤です。ディスオーパー(フタラール)の毒性を考慮して、当院では全例に毒性の無い
アセサイド(過酢酸)を採用
し、感染制御に万全を尽くしています。

現在、スタンダードプリコーション(標準的予防法)という考えが広まっています。これは、患者さんの体内に入った機器は全消毒すべきであるという考えです。日本消化器内視鏡学会では、内視鏡洗浄・消毒のガイドラインを作成して内視鏡洗浄の啓蒙を行っていますが、残念ながら全ての施設がこれを尊守しているわけではありません。

このように内視鏡消毒のガイドラインが尊守されない理由の一つは、消毒にコストがかかることです。消毒液は高価であるのですが、診療報酬に含まれておりません。つまり、高レベルの洗浄・消毒をすればするほど、施設側の持ち出しとなってしまうのです。

しかし、消化器専門施設である当院は、高レベルの洗浄・消毒をすることは使命であると考えております。患者さんに内視鏡による感染を起こさせないために、コストがかかりますが、内視鏡機器の完全消毒をすべきと考えております。

当院では、その他の感染症対策として検査着や治療器具は全てディスポーザブル(使い捨て)を使用しています。

エルベ 高周波手術装置:VIO50C

エルベ社は、ドイツに本社を置き、電気メス・関連アクセサリの製造・販売を行っており世界各国でビジネスを展開しています。

各科外来・内視鏡室での多様なニーズに応えるコンパクトで機能・出力を制限し価格を抑えた電気メスです。切開と凝固(各々2モード)及びバイポーラの基本性能を備えております。

診察・内視鏡検査の予約が可能です

オンライン診療は検査結果のみとなります

緊急のお知らせや休診情報をお知らせ致します。

診療時間

△土曜日午後の診療は
15:30~17:00まで
土曜日午後は完全予約制
休診日/木曜・日曜・祝祭日

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