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内視鏡内科・消化器内科・胃腸内科(埼玉県川越市)

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インフルエンザ予防接種

インフルエンザワクチン予防接種

毎年、冬から翌年の春にかけて流行し、日本での患者数は約1,000万人と推定されています。

インフルエンザワクチンの予防接種を受けておくことで、発病や入院、死亡のリスクを下げることが期待できます。ワクチンを接種することで、ウイルスを排除する働きをもった物質(抗体)を作り、次に同じウイルスが入ってきても感染しにくくなります。流行に備えて今年中に摂取することをお勧めします。

接種後、約2週間で抗体ができ、免疫効果は約半年とされています。

2017年は10月20日から接種開始します。予約制ではありません。
診察、内視鏡検査のついでに接種可能もです。

今年度も昨年と同様に、4価ワクチンとなります。

ワクチン接種の料金は3,500円です(2回目の接種は3,000円です)(税別)。

※ インフルエンザワクチンは数に制限があるため、ご希望の方はお電話でご確認下さい。

※ 当院では13歳未満のお子様へのインフルエンザワクチンの接種は行っておりません。
恐れ入りますが、かかりつけの小児科にご相談下さい。

川越市にお住いの65歳以上の方は一部助成(1500円)が受けられます。
期間は2016年10月20日~2017年1月31までとなります。
詳細は、高齢者インフルエンザ予防接種(定期接種)をご覧ください。

4価ワクチンとは

A型インフルエンザは多くの亜型が存在しますが、B型インフルエンザには亜型がなく、2つの系統のウイルスのみが存在します。

2014年までは、流行の予測されるA型インフルエンザから2株、またB型インフルエンザウイルスより1株を選択し、合計3種類のインフルエンザウイルスに対するワクチン(3価ワクチン)を使用しておりました。通常、その年に流行するインフルエンザは、A型、B型ともに1種類ずつであったことから、B型は予測されるどちらか一方の系統しか含まれていませんでした。

しかし、近年B型インフルエンザの2系統が同時に流行することが多くなってきたため、WHOの推奨も、従来の3価ワクチンから4価のワクチンへと変わりました。

インフルエンザワクチン

日本国内で使われているインフルエンザワクチンは「不活化ワクチン」というものです。
ウイルスに化学的処理を加え感染性を失くしたもので、安全性が高いワクチンです。

ワクチンの基となるウイルス(ウイルス株)は、毎年WHO(世界保健機関)が発表する推奨株を基に、日本国内の専門家により、その年の流行を予測・検討し、決定されています。

今年度は上記予想のもと、下記の製造株となりました。

A型株:
①A/カリフォルニア/7/2009(H1N1)pdm09
②A/香港/4801/2014(H3N2)
B型株:
①B/プーケット/3073/2013(山形系統)
②B/テキサス/2/2013(ビクトリア系統)

インフルエンザワクチンの接種回数
  • 3歳未満:0.25mlを約2~4週間の間隔をあけて2回
  • 3歳以上13歳未満:0.5mlを約2~4週間の間隔をあけて2回
  • 13歳以上:0.5mlを1回または1~4週間の間隔をあけて2回

厚生科学研究の報告より、65歳以上の方に関しては0.5mlを1回接種が推奨されています。

13歳以上65歳未満の方に関しては0.5mlを1回もしくは2回で、接種医の判断に委ねられていますが、一般の方は1回、喘息や慢性気管支炎などの基礎疾患をお持ちの方は2回接種が良いと考えられています。

※ 当院では13歳未満のお子様へのインフルエンザワクチンの接種は行っておりません。

インフルエンザワクチンを接種する時期

インフルエンザワクチンを接種した後、抗体ができて予防効果が発現するまでに、およそ2週間かかるとされています。

日本では11月下旬~12月頃にインフルエンザの流行が始まることを考えると、10~11月に接種を受けるのが最適で、遅くとも12月までに接種を完了することが望まれます。

予防効果は抗体産生後、およそ5か月間持続します。

予防接種が受けられない方
  • 発熱がある方(37.5℃以上)
  • 急性期疾患に罹っている方
  • 過去にインフルエンザワクチン接種を受けて、アナフィラキシーショックを起こした方
  • その他、医師が予防接種を受けることが不適当と判断した方
卵アレルギーがある方に対するワクチン接種

インフルエンザワクチンは国内、国外ともに発育鶏卵内でウィルスを増殖させ、その後に精製しワクチンを製造しているため、微量の卵白アルブミンの混入を避けることはできません。接種によるアレルギー反応で最も重篤なものがアナフィラキシーで、通常30分以内に出現し全身の蕁麻疹・吐き気に始まり、呼吸苦や低血圧などの重篤な症状を呈します。

しかし、日本の精製度は非常に高く、混入したとしても極めて微量であり、ワクチン接種後のアナフィラキシーの頻度は100万回の摂取に対して0.2~0.3回と推定されています。

過去に卵を食べてアナフィラキシーになった方であれば接種には慎重になるべきですが、症状が蕁麻疹のみであれば接種は可能です。また過去に接種した際に接種部位に発赤や腫脹を認めた方でも接種可能です。

インフルエンザワクチンの接種効果と副作用

予防接種により、インフルエンザ感染を予防したり、感染しても症状を軽くすることができます。また、インフルエンザによる合併症や死亡を予防することが期待されます。

副作用は一般的に軽微です。注射部位が赤くなる、腫れる、熱を持つ、痛みが出るなどがありますが、通常は2~3日で改善します。

ワクチン接種後の注意点
  • 予防接種後30分間は、急な副反応を起こすことがあります。様子を観察し、医師とすぐ連絡が取れるようにしておきましょう。
  • 接種当日の入浴は問題ありませんが、注射部位は擦らないようにして下さい。
  • いつも通りの生活をして構いませんが、激しい運動や大量の飲酒は控えて下さい。
  • 高熱や痙攣などの異常な症状が出た場合は、速やかに医師の診察を受けて下さい。
他の予防接種との接種間隔
  • 生ワクチン:はしか(麻疹)、風疹、おたふく、水ぼうそう(水痘)、ロタウイルス、BCG、MR(麻疹・風疹混合)の予防接種から4週間あけます。
  • 不活化ワクチン:A型・B型肝炎、肺炎球菌ワクチン、インフルエンザ、狂犬病、破傷風、子宮頸がんの予防接種からは1週間の間隔をあけます。
妊娠予定または妊娠中、授乳期のワクチン接種

妊娠中は、非妊娠時に比べると免疫力が落ちて易感染性になりますので、インフルエンザにかかり易い状態となります。さらに妊娠中は食欲不振などから体力が低下するとともに子宮の増大や循環血液量の増加に伴って肺や心臓に負担がかかるため、妊婦のインフルエンザ感染は重症化する危険性があり、世界的にも積極的なワクチン接種が推奨されています。

安全性に関して米国疾病対策センター(CDC)が中心となり、接種を行った妊婦に関する調査を行っていますが、副反応の増加や胎児への影響は認められておらず、その安全性は高く評価されています。

接種時期に関しては、妊娠前はもちろんのこと、全妊娠期間において接種可能です。

また妊婦の抗体は胎盤を介して胎児へも移行するため、母体の免疫獲得によって出生後の乳児の感染予防と重症化防止への効果もあります。

授乳中の方に関して問題となるのは、乳児に卵アレルギーがある場合ですが、ワクチン内の
卵白アルブミンが母乳中に移行するのは極めて微量であると考えられ、問題はありません。

インフルエンザワクチンに含まれる防腐剤(チメロサール)について

チメロサールはワクチン内で細菌が繁殖しないようにするための保存剤として、多くの不活化ワクチンで使用されています。

ワクチン中のチメロサールについて注目されるようになったのは、ここ十数年の間に米国で乳幼児が接種すべきワクチンの種類や本数が増え、チメロサール(エチル水銀)の投与量が全量で375㎍にも及ぶようになったことに加えて、2000 年4月に米国でチメロサールが原因で自閉症を起こすという仮説が発表されたことに端を発しています。

しかし、チメロサールと自閉症の因果関係を示す証拠はなく、2004 年5月にIOM(Institution of Medicine ;米国科学アカデミーの医学協議会)はチメロサールと自閉症の関係を正式に否定したことにより、現時点では、チメロサールと自閉症の因果関係は否定的見解が一般的となっています。

チメロサールと水俣病

メチロサールは体内での代謝の過程で、その49%がエチル水銀に変換されます。

水銀による被害に水俣病がありますが、この際に問題になった有機水銀はメチル水銀であり、チメロサールの体内での分解産物であるエチル水銀とは異なります。体内におけるエチル水銀の半減期はメチル水銀の6~10倍速く、メチル水銀に比べると代謝されるのが早いことが分かっています。エチル水銀は1か月後で約1/30、2か月後で1/500以下となります。一方、メチル水銀は接種後2か月でも半分以上が体内に残ります。

厚生労働省が有機水銀の摂取量について、唯一注意を喚起しているのが、妊婦に対する魚介類の摂取量です。

インフルエンザワクチンの接種によるインフルエンザ感染

インフルエンザワクチンは完全にウィルスを不活化したワクチンであり、弱毒化生ワクチンと異なり接種によってインフルエンザにかかってしまうことはありません。

しかし、接種した時期に偶然、体内にウィルスが侵入した場合にはインフルエンザにかかる可能性はあります。

またワクチンを接種したからといって、100%の予防効果を期待することは出来ず、残念ながらインフルエンザに感染・発症してしまうこともあります。

インフルエンザ罹患後のインフルエンザワクチンの意義

同じ年に2回インフルエンザにかかる方が時々おられます。それは、インフルエンザには様々なタイプが存在するためです。例え1種類のインフルエンザウィルスに感染したとしても、免疫力を持つのはそのタイプもウィルスに対してのみで他のウィルスに対しては無効です。インフルエンザワクチンには今年度に発症が予測されている4種類のウィルスに対して効果があります。従って、既にインフルエンザにかかった方でも他のタイプのウィルスに対する予防という観点から、インフルエンザワクチンの効果は十分に期待できます。

インフルエンザウイルスの種類

インフルエンザウィルスにはA・B・Cの3型があります。毎年「流行」を起こすのはA型とB型で、中でも大流行を起こすのはA型です。

A型インフルエンザウィルスは変異が多いため、年によって流行するウイルスの型が異なります。また、A型は時々遺伝子が大きく変わるため、時折世界的な大流行(パンデミック)を引き起こします。

一方で、B型は遺伝子がかなり安定しているため、免疫が長期間続きます。

A型インフルエンザウィルスの表面にはウィルスが感染を起こす細胞に吸着するのに必要な
ヘマグルチニン(HA)と感染を起こした細胞から離れる際に必要なノイラミニダーゼ(NA)という2種類の糖タンパクが存在します。HAには16種類、NAには9種類の大きな変異が存在するため、そのかけ合わせの数だけ(16x9)A型インフルエンザウィルスが存在します。それぞれウィルスは表面の糖タンパクのタイプに基づいてH○N△と表現されます。ヒトの間で伝染する主なA型インフルエンザウィルスはH1N1、H1N2、H3N2です。

2009年までに毎年流行していたのは、Aソ連型(A/H1N1)とA香港型(A/H3N2)およびB型でした。しかし、新型インフルエンザ(A/H1N1)の世界的な感染拡大を受け、WHO(世界保健機関)は2009年6月11日に警戒レベルを最も高い「フェーズ6」に引き上げ、「パンデミック(H1N1)2009ウイルス」と命名されました。

2010年8月、この新型インフルエンザの世界的な流行状況が「ポストパンデミック(パンデミック後期)」に移行したことがWHOより宣言されました。現在は通常のインフルエンザとして取り扱われ、2011年4月1日以後、その名称は「インフルエンザ(H1N1(エイチイチエヌイチ)2009(ニセンキュウ)」とされています。

B型インフルエンザの表面にもA型と同様にヘマグルチニン(HA)ノイラミニダーゼ(NA)という2種類の糖タンパクが存在します。A型とは異なり、B型のHAやNAはそれぞれ1種類しかないため、B型インフルエンザには亜型が存在しません。しかし、HAの抗原的な違いによって、B型インフルエンザウィルスは1987年にカナダのビクトリア州で分離されたビクトリア系統と、1988年に山形県で分離された山形系統に大別されます。

C型インフルエンザにはA型やB型に存在するHAやNAは無く、その代わりにヘマグルチニン・エステラーゼ(HE)という糖タンパクが存在し、B型同様に亜型は存在しません。A型B型と異なり季節性がなく、通常は小児に罹患し一度かかると再度感染することは稀とされています。

インフルエンザの予防法

予防法としては、外出時はマスクを装着し、帰ってきたらそれを外で処分してから家の中に入るようにする、屋外から屋内に入る時にはうがいと手洗いを必ず行う、といったことが推奨されています。

インフルエンザは皮膚からは侵入することが出来ず、侵入するのは粘膜からです。粘膜に付着すると1時間以内に細胞内に侵入すると言われており、侵入する前にうがいなどによって洗い流すのが、予防として有効です。

またウィルスというのは一般的に細胞に寄生しない限り、長く生きることはできません。特にインフルエンザウィルスのようなRNAウィルスは自然界に存在するRNaseという酵素によって容易に分解されてしまうため、ドアのノブやテーブル、衣服についたものが、いつまでも感染力を持つということはありません。

つまり、ドアやエレベーターのボタンに触れたとしてもその手で自分の粘膜を触れたり、手で触れた物を食べたりしない、また家に帰ったら手洗いとうがいを徹底する、などの対策によって感染のリスクを減らすことが出来ます。

診療時間

△土曜日午後の診療は
15:30~17:00まで
休診日/木曜・日曜・祝祭日

診療科目
内視鏡内科、肛門外科
胃腸内科、外科

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