苦痛の少ない胃カメラ・大腸内視鏡検査、日帰り肛門手術、やけどやキズの湿潤療法は川越駅前胃腸・肛門クリニック(埼玉県川越市)
お問い合わせいただく前にまずは
こちらをクリックしてください
音声ガイダンスでの対応となります
049-227-8686
苦痛の少ない胃カメラ・大腸内視鏡検査、日帰り肛門手術、湿潤療法は川越駅前胃腸・肛門クリニック
Q 便潜血検査で陽性となりました。大腸内視鏡検査を受けなければならないでしょうか?
A 便潜血陽性というのは、あくまでも便に血液が混じっていました、ということでしかありません。単なる痔核の出血かもしれませんし、下痢や便秘で腸や肛門がこすれて出血しただけかもしれません。
大腸がんである確率は2%程度ですが、大腸ポリープなど、ほかの病気が見つかる可能性は
40~50%ですので、病気の早期発見のためには大腸内視鏡検査を受けたほうが良いでしょう。
Q 便潜血検査で、2回のうち1回だけ陽性になりました。大腸の検査は必要ですか?
A 1回だけでも便潜血反応が陽性となった場合は、大腸内視鏡検査が必要です。便潜血反応は低コストで簡単に行えるという利点の反面、精度が低いという欠点があります。具体的には進行大腸がんの2割、早期大腸がんの5割は検出されません。これは仮に大腸がんがあったとしても、いつも出血しているとは限らないからです。確実な診断のためには、大腸内視鏡検査が必要です。もう一度、便潜血反応を行うことは全く意味がありません。
Q 便潜血反応が陽性となり、注腸造影検査(バリウム検査)を勧められました。大腸内視鏡検査とどちらが良いのでしょうか?
A 大腸内視鏡検査です。
大腸の検査には注腸造影検査(バリウム検査)と内視鏡検査があります。注腸造影検査はレントゲンを用いて病変の影絵を見る検査で、小さい病変や平坦な病変は映らないことが多く、腸管の色も分かりません。さらに、この検査で異常が疑われた場合は、大腸内視鏡検査を受ける必要が生じます。
Q 便潜血反応が陽性で大腸内視鏡検査を受けたけど、「異常なし」だったのはなぜですか?
A この場合、肛門からの出血や、生理的な出血が考えられます。
痔核や裂肛で目に見えない程度の出血が続いていたり、便を採取するときに、たまたま肛門の表面が擦れて少量の出血があった場合、便潜血反応は陽性となります。
また、大腸には生理的な出血もあります。正常な大腸でも、ごく少量の血液が分泌されている場合があり、便潜血検査が陽性となる可能性もあります。
大腸の精密検査で最も精度が高いのは、大腸内視鏡検査です。この大腸内視鏡検査で異常がなかったので、心配する必要はありません。
Q 胃バリウム検査だけで十分ですか?
A 消化器の専門医で胃バリウム検査を受ける人は殆どいません。
この検査は検査精度が低いために、その時の胃の状況のより病変が陽性になったり陰性になったりします。胃液が多いと細かい病変が描出されず、表面の色素変化も分かりません。ピロリ菌感染が判断できない場合も多々あります。消化器専門医は自分が検査されるならば、内視鏡検査を受けます。
Q 胃カメラと胃バリウム検査の違いは?
A 胃カメラとバリウム検査では、検査の精密さに大きな差があり、食道がんや胃がんの早期診断では、明らかに胃カメラの方が優れています。
バリウム検査で異常が見つかれば、後日改めて胃カメラ検査を受ける必要があります。
しかし、始めから胃カメラを受ければ、がんが疑われる部位から細胞を摂取(病理組織検査)し、確定診断することが可能です。バリウム検査ではピロリ菌の有無を調べることができませんが、胃カメラならば同時に検査をすることも可能です。
バリウム検査には胃全体の形や、食道や胃の動きもリアルタイムに見ることができる利点があります。しかし、胸部レントゲンの150~300倍の被ばく量があり、毎年バリウム検査を受けることが、発がんの原因となる可能性があります。
Q 痔からの出血があります。大腸の検査は必要ですか?
A 年齢を考慮したうえで、大腸内視鏡検査が必要か検討します。「痔から出血した」と言って受診される方がたくさんいらっしゃいます。診察してみると、確かに痔があることも多いのですが、それが出血の原因であると確信できる場合はむしろ少数です。実際、痔からの出血と思って市販の軟膏を長期間使用していたら、実は大腸がんや大腸の炎症だったというケースも少なくありません。
Q 妊娠、授乳中ですが、内視鏡検査は受けられますか?
A 当院では妊娠中や授乳中の方に対する禁忌薬(使ってはいけない薬)は使用しませんので、基本的には問題ありません。患者さんごとに細かい状況は異なりますので、一度受診し、ご相談ください。
授乳中の方で鎮静剤(静脈麻酔)下での検査のご希望の方は、搾乳などで24時間授乳を控えていただければ検査は可能です。
Q 生理中ですが、内視鏡検査は受けられますか?
A 特に問題ありません。
Q 不整脈がありますが、内視鏡検査は受けられますか?
A 内視鏡検査時に不整脈の方に適さない注射薬がありますが、この使用を避ければ検査に問題ありません。
Q いぼ痔(痔核)、切れ痔(裂肛)、あな痔(痔ろう)がありますが、大腸内視鏡検査は受けられますか?
A 特に問題なく、大腸内視鏡検査を受けていただけます。
Q 胃や大腸の内視鏡検査を付き添いのものが見学することは可能ですか?
A はい、可能です。当方としては全く問題ありません。
Q 内視鏡検査をうけるならば大病院とクリニック、どちらが良いですか?
A 大学病院、地域の基幹病院、個人のクリニックなど様々な施設で勤務してきましたが、病気があるか、ないかを知りたい段階での検査ならば、クリニックの方が良いと考えます。
大きな病院は病気がある方には良いのですが、まずは病気がないことを確認して安心したいという方には、検査待ちの時間が長い(1か月待ちは普通です)、検査を行う医師を選べない(例外もあります)、検査医と説明する医師が異なるなどの問題があります。
最新の設備を備えたクリニックならば、比較的短時間で検査が受けられるように配慮されており、検査を行う医師と説明する医師が同じなので安全性が高いです。
内視鏡を受ける際に重要なことは、施設の規模でなく、誰が検査を施行するのかという問題の方が大きいと思われます。その意味で、内視鏡専門クリニックの方が安心です。
緊急で内視鏡を行った際に、緊急の処置が必要であった方も今まで経験しております。
Q 妊娠中のピロリ菌検査は可能ですか?
A 可能です。
ピロリ菌の有無を調べる検査には胃内視鏡検査(胃カメラ)を施行する、迅速ウレアーゼ、鏡検法、培養法と、胃内視鏡検査を施行しない、尿素呼気試験、血中抗ピロリ菌抗体測定、尿中抗ピロリ菌抗体測定、便中ピロリ菌抗原測定があります。
その中で、尿素呼気試験は放射性同位体を服用しますので、妊娠中および授乳中の方への投与の安全性は確立されておりませんが、それ以外の検査は問題ありません。
Q ABC検診は生涯1回だけの検査で良いのですか?
A ABC検診は原則、生涯1回だけの検査で大丈夫です。
A群と診断された場合は、将来胃がんになる可能性は極めて低く、胃がんの原因である
ピロリ菌感染は5歳以下で起こります。
またB, C, D群と診断されたら定期的に内視鏡検査(胃カメラ)を受けて除菌療法を行ってください。除菌後もピロリ抗体が陰性化になるまでに時間がかかり、除菌後でもピロリ菌抗体が陽性となることがあります。そのためにピロリ菌除菌後の方はE群という診断になります。
△土曜日午後の診療は
15:30~17:00まで
土曜日午後は完全予約制
休診日/木曜・日曜・祝祭日